東京都江東区・東砂。
街の主役が戸建から都営の団地群を経て新築マンション・大型店へと、あたかも上京後に都会の喧騒に染まり垢抜けていく女子大生の様に急ピッチで変わり続ける街。

今回はその東砂で、女子大生が実家の母親に電話で話す際にだけ見せる素朴な方言の様に、昔からの面影を残す駄菓子屋「辰巳屋」を御紹介します。
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 (暮れなずむ街の自販機の影の中に「辰巳屋」はあった。)

運河や小さな川に囲まれたこの辺りならではの船宿チックな看板がノスタルジーを掻き立てます。

夕暮れ時はタバコ・ジュースの自販機が色づきはじめ、自ずから光を放たないガチャガチャとの対比が東砂そのもののように感じられます。

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 (木枯らし吹きすさぶ冬の夕暮れ。「辰巳屋」内にはぬくもりがあった。)

駄菓子屋の意義、かつてそれは現役世代を飛び越えた老幼を繋ぐ絆であり、居場所であり、学びの場でもある、いわゆる地域社会の社交場としての重要な要でした。


都内でも駄菓子屋が少なくなり、地域社会が壊れ始めている今だからこそ、駄菓子を買うお店としての駄菓子屋ではなく、地域と子供を見守り育ててきた駄菓子屋の存在意義をもう一度考えてみませんか?

駄菓子屋を知らない子供達だらけになってしまう前に・・・・・・



辰巳屋アクセス
都営新宿線「東大島」より徒歩8分
東京都江東区東砂2-13-10
 
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