東京都墨田区・京島。
大正末期~昭和初期建造の長屋群が縦横無尽に走る細い路地に趣深く残っている、下町ラビリンスの名を冠する墨田区を代表する下町です。

今回はそんな京島地区でディフェンスには定評がある綾南Gの池上君の様に、古くからの住人達の心をがっちりマークし続ける商店街「下町人情キラキラ橘商店街」キラキラ橘商店街 HPを御紹介します。

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 (光沢のせいなのか?キキ橘に見えてしまうのも下町風。)

この「キラキラ橘商店街」はその枕詞の「下町人情」の名の通り、地元住民との間に強烈なパートナーシップを長年に渡り築いてきました。
商店街を歩いていると、それがよく分かります。
「風邪治ったの?」とか「息子さん最近見ないわねぇ・・」etc・・客と店側との井戸端会議を至る所で垣間見ることが出来ます。

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 (約400メートルはある商店街内部。)

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 (九十九折りが続く。この流れは町自体が古い証拠。)

地元住民以外にもここは恩恵を与えてくれます。
おでん屋・焼き鳥屋・モツ屋・コッペパン屋等々、下町クオリティ大爆発な店が軒を並べ、見る物全て新鮮な匂いを感じさせてくれます!

京島に灯りが燈る頃、色づくキラキラ橘も必見です。
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 (野菜も果物も自転車のおばちゃんさえも色づく夕暮れ時)

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 (英単語の記憶帳以外に見た事が無かろう、すごい数の値札。)

行けば心がキラキラ洗われるこの商店街も、スカイツリー関連の再開発の余波をどの様に受けていくのか?
古き良きを後世に残してほしいのは非住人・観光客のエゴに過ぎず、なおかつ住人の高齢化も進むこの地域全体がどのように動き、変わって行くのか?下町のある意味試金石なのでしょう・・・

「下町人情キラキラ橘商店街」アクセス
京成線・東武線「曳舟駅」徒歩7分
「下町人情キラキラ橘商店街」HP