醤油・とんこつ・とんこつ醤油・味噌etc・・すでに日本の代表的国民食ともいえるラーメン。

そして皆さんも「あなたはラーメン、何味がお好みですか?」と聞かれた事はあるかと思います。
そこで「とり味」と答える人がいたら、あなたはどうしますか?

意味不明な提言で始まりますが、今回は大真面目に「とり味」を前面に出してきたラーメン屋さん・太郎を御紹介します。

太郎と言っても・・
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  なぜボクサー?その理由も解き明かすのが駄菓子研究家の使命

感覚の鋭い皆さんならもうお分かりですね。
そう、菓道の太郎シリーズ難解度で1・2位を争う「ラーメン屋さん太郎」が前田慶次も真っ青、傾くに傾き通して「とり味」を前面に押し出してきたからにはさあどうしましょうか?

味はベビースターのコンソメ味のもう一歩踏み込んだDEEPなコクが確かにあります。素直においしいですが、なぜ?ボクサーなのでしょうか?4回戦くらいの駆け出しボクサーが拳闘だけでは食えず、ラーメン屋でバイトしている苦学生的なストーリー構成が隠されているのでしょうか?

その答えは裏面。裏面と言えば、菓道の太郎シリーズでは御馴染みの紹介文、ラーメン屋さん太郎ではどうなっているのか興味と恐怖を胸にひっくり返してみました。
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      紹介文こそ無かったとはいえ・・右上段を括目して見YO。

な・なんと「パンチのきいた味に作ってみました」と書かれているではありませんか!!!!

ボクサーにした理由はまさにここなのでしょう。この菓道の相も変らぬ力技こそ、日本が高度経済成長を成し遂げた底力そのもの。

「とり味」にしたのも「鶏がら味」ではパンチが弱いと、一歩踏み込んでパンチをブチかませ!との菓道からのエールのような気すらしてきます。

菓道には駄菓子研究家として最大限のリスペクトを送ります。
そして今後「ラーメン何味が好き?」と聞かれたら「とり味」と答え、「え?何それ?」と聞かれたら即座に「パンチのきいた味だよ」と言わせて頂きます。


最後に、あなたは何味のラーメンがお好きですか?