東京都台東区。

上野・浅草という2大Downtownを擁し、古来より庶民の娯楽地・観光地として内外に存在感を示していた区です。

今回は上野と浅草のちょうど中間点に位置する鳥越にある鳥越本通り商盛会・通称「おかず横丁」を御紹介します。

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 (住宅街に突然現れる入口。おかずを求めてさまよう婦人が目印。)


元来、鳥越付近は街工場(今でも個人工場は多い)集約地帯で、朝から晩まで仕事に追われていたお母さん方が御飯時にここでしこたまおかず類を買えて助かったという故事に由来し「おかず横丁」と命名されたそうです。


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 (大正デモクラシー的街並み。ノスタルジーにならざるを得ない。)

TV撮影も来る事もあり、なんでも大正・昭和が舞台のドラマには適した街並みなのだそう。
事実、「おかず横丁」から少し離れた路地を歩くと、浅草とはまた少し違った見事な下町っぷりを魅せてくれます。


しかし、下町が売りでやってけるほど世間は甘くはありません・・・・
「おかず横丁」も他の多くの商店街と同じ不況下の風と時代の変化という荒波に直面してると見受けられます。

イベントやお祭りで集客UPを図る「おかず横丁」に、古き日本を探しに行ってみてはいかがでしょうか?